ーー1日目ーー

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車に驚きながら、 銀の髪、 見つめていたら、 クスリ。 笑われた? 隣のヒトの手が、口元に、コホンって感じで添えられてるから、 やっぱり、笑われたんだ。 なんで? 顔を覗き込まれた。 息がかかるくらい近くに、 サラサラの銀髪。 すごい。 天然モノって、眉毛もまつ毛も、同んなじ色なんだ! 金髪に染めた高校の同級生の、 眉毛とまつ毛の違和感、思い出して、 やっぱり天然モノって、すごいなー。 って、妙に感心。 それに、 吸い込まれるような、 湖色の瞳。 宝石みたいに、綺麗。 見惚れる以外に、なにも出来ない… 近づいてくる瞳から、目が離せない… えっ? 今なにが起きてる? 唇に、触れたのは、 目の前の、この唇? 一瞬で離れたけど、 確かに、触れた。よね? なんで? 社長が雇ったプロの人じゃ、ないの? 「Je suis desole」 ごめんなさい? なんで、 キス…唇が軽く触れられて、 謝られてるの?
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