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「却下だ!そんな開ける度に眩しそうな部屋は、お断りだ。I decided この部屋は茶色にする」
「え~!?茶色~?」
地味~と金次くんが声を上げる。
そんな金次くんに「Shut it!オーナーの言うことは絶対だ。ゴールドとかセンスのねぇ部屋、俺は許さねぇからな」と言い切って部屋を出て行ってしまった。
センスのない小豆色のジャージを着ている紅虎に言われるなんて、金次くんも可哀想だなと同情する。
「あ~ぁ、いいと思ったのにな、金。花っぽもそう思わない?」
そう私に訊ねる金次くんに笑って答える。
「・・・微妙」
「よ~しよし、ロミはいい子ですね~。あ、お腹を見せて手足をバタバタさせてますね~、これは犬がまいった降参!と言ってるポーズですね~」
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