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好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだー!!
好きなのに…
好きなのに…
――君は気づかない
なんでかな?
僕は荒川 那来(アラカワ ナコ)
男です。
男子校に通っている。
みーんな何か、
叫んだり…鼻血出したり…
意味がわからない。
でも、分かるよ?
君と同じように好きだって事は。
うんうん、君の好きな人は気づかない。
その人は他の人の事が好きなんじゃないかな?
そう思わないかい?
思うよね。
でも、そんな嫉妬なんかしちゃ駄目だよ。
その気持ちだけじゃ伝わらないから。
態度で、言動で、気づかせてあげないと。
だからさ…懲らしめてやろうよ。
それが僕らの決まりだよ。
破ったら?
逆の立場になるんじゃないかな?
僕にも分からないよ。
こうやって同意した奴らが親衛隊。
で、僕は親衛隊隊長という上の立場に立つ。
親衛隊のみんなは可愛い。
可愛過ぎる。
みんな事は二番目に大好きだよ?
不満?
だって…
一番は譲られたくないよ。
分かるよね。
「はぁ…あ、おはよう」
「おはようって今は夜だけど?」
そんな寝てたっけ?
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