むかしむかしの物語

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はるか昔、 世界の人々は争いも少なく、穏やかな日々を過ごしていた。 そこには魔の力を操る民がいた。 人々は時にその民の力を借りた。 民は人々のために力を使った。 しかし、人々の中には民の力を恐れる者もいた。 民の中にも、私利私欲のために力を使おうとする者がいた。 そして、人々と民の友好には亀裂が入ってしまった。 人々は民を滅ぼし、怯えて暮らす心配のない世界を望んだ。 民はかつての平和を取り戻すため、共存の世界を望んだ。 互いの意思は交わることなく、 ついに民はその身をくらました。 いつの日か、 共存出来ることを望んで
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