愛しい想い

16/38
前へ
/38ページ
次へ
「返事は直ぐでなくて良い。お前の信用と傷を埋めるのが先だ」 「…ええ」 「傍には居させてくれ。お前に好いて貰えるチャンスを与えて欲しい」 「…ええ」 「過去の俺が気にならなくなるまで、何度だって努力する。だからお前もどんな些細な事でも良い。不安な事がある時は言ってくれないか?」 「…ええ、分かった」 「お前の性格上、安易に言えないだろーから、俺も気付ける様努力するな」 「有難う、雷牙」 雷牙の気持ちは素直に嬉しい。ジュオールに入って雷牙の事を少しずつだけど、見直してるもの。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1424人が本棚に入れています
本棚に追加