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「もし…私の気が変わらなかったらどうするの?また女に走る?」
「それは分からないが、一概に無いとは言えないな」
「ふぅん」
「まぁ、お前の心が掴める様に努力してその身も心も俺のもんにするがな」
雷牙は私の腰へと腕を回せばそのまま抱き寄せられた。
寒い風が吹き抜ける中の抱擁は暖かくて、心地良い。
「随分な自信ね」
「俺に不可能はない」
包み込む様にしっかり抱き込まれると、時々見栄が崩れてしまいそうになる。
流されてしまいそうになる。
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