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とにかく!
なんだかんだで今はすっごい楽しいから、自分探しはもののついで程度かな。
神様も焦らなくていいって言ってたし。
そうそう。
神様だよ!!!
私、神様にスカウトされたんだよね。
冬獅郎に出会って心残りがなくなったあの夜――――――。
――――――――――
――――――
―――
“ああ、もうこの世に思い残すことなんてない…”
そう思った瞬間―――――。
「どうせなら、もっとこの世を楽しんでみないかい?」
そんな声が聞こえた瞬間。
私の意識は引き戻された。
目の前にはビックリするくらいイケメンの和服の男の人。
え?なに?なんなの??
「ああ、すまないね。ずいぶん驚かせてしまったようだね。心配ないよ?君のことはすべて知ってるから」
とんでもない発言をそれはそれは優雅に微笑みながらしてくれました。
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