始まり

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1ヶ月後、カズマはあるライブ会場にいた ラフな黒い服に身を包みサングラスをかけている カズマ「やれやれ、ほんとでない事を祈るか」 梓「そうだね」 姉である梓も同感なのかため息をつきながら返事した ステージでは翼がもう一人と歌っていた、そう、ここは翼とある人物とのコラボライブなのだ、その人物とは カズマ「マリア・カデンツァヴナ・イヴ・・・何を考えてここにいる」 カズマが最も危険視している人物だった 危険視し始めたのは1ヶ月前のアメリカ支部襲撃事件である そこに彼女が写っていたのだ 日本に来た理由はわからないが危険視をする理由は多分にある カズマ「つっ!!」 とうとう始まった彼女の声明が カズマ「やれやれ、あまりしたくないが」 カズマは歩き出す、ステージへ マリア「そこの男!!動くな!!」 警告の代わりにマントのようなもので攻撃するが止まらない カズマ「警告には警告だな」 カズマが腕を上げた、次の瞬間、ライブ会場全ての電源が落ちた マリア「なっ!?」 更に、飛び上がりモニターのある柱に立つ 背中には月が映る、その姿は雄々しくもあり悲しくも見えた 更には両手にM1911(コルトガバメント)を握っている マリア「そんな物が効くとでも?」 カズマ「試すか?」 そう言いながらドン!!ドン!!と2発発砲する マリアはマントのようなもので防ぐ体勢をとったが、着弾点が爆発した マリア「うわあぁぁ!!」 カズマ「バーストタイプの弾丸だぞ?」 そこに2方向から攻撃がされた カズマ「ふっ!!」 バク転し更にバックステップでかわす マリア「ホントならふたりはいらなかったんだけど」 ???「危なかったじゃないですか!!」 ???「危険だった」 赤いモーターソーのような物があるシンフォギアと緑の鎌のシンフォギアを持った少女がマリアの横に並ぶ
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