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今日は明日の時間などを決めたい。室井はどんな反応するだろう。
そう思いながら一人緩む顔を抑えきれずに会社に足を踏み入れた。
今日の社内は一段と静かだ。
このフロアも室井一人がいるくらいだろう。
しかし、事務所の前まで来ると突然、小さな悲鳴が聞こえた。
その悲鳴は室井のものだった。
俺は動悸が早まるのを感じながら駆け寄り、勢いよくドアを開けた。
すぐに目に飛び込んできたのは、ハラハラと舞う白い紙だった。
…一体…
…何があったんだ…
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