告白

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私はとりあえず今日の目的の夏用ブラウスとスカートを買い込んだ。 ブラウスは襟がレースやボウタイのもの、袖のデザインなど上品でキレイにみえるものを五着も買って、スカートも涼しげな感じの短すぎないキレイなシルエットのものをデザインと色を変えて四着買った。 何軒か回って揃えたので、この時点でかなりの荷物。 でも、全部部長が持ってくれている。 「次は"ぶ"…」ちょう。じゃなくて…。 「次は"ぶ"……で、何?」 …意地悪。 「次は……秀…一…さんのシャツを見に行きましょう。」 ……言えた…。 部長は意地悪く笑って、 「じゃ、行こうか。ゆい。」 また、さらっと言った。 店はシャツ専門店。部長は荷物を店員さんに預けて、首回りや腕の長さを測っている。 部長ってこういう行動がスマートで好き。 …なんて。 私は黙って部長の広い背中を見つめていた。 
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