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今日のメニューは
炊き込みご飯にお吸い物。
かぼちゃとブロッコリーのサラダにサバの竜田揚げ。
昨日買い物したばかりだから、自分でも満足のいくメニューになった。
「うまそうだな。」
部長は私が席に座るのを待って、揃って「いただきます。」をしてくれた。
あー、おいし。
幸せ。
でも、もっと幸せなのは部長がおいしそうに食べてくれること。
夕食を食べながら私はお昼の出来事と金曜のことを部長に話した。
「そりゃ、本当に懐かしいメンバーだな。」
「金曜、行ってもいいですか?」
「ああ。帰りは迎えに行くからあんまり遅くなるなよ。」
「はいっ!場所は後から教えてもらうことになってるのでまた連絡しますね。」
「わかった。」
平日とは思えないゆっくりとした夕食が終わり、のんびりお茶を飲んでいると部長が湯飲みを置く。
「ごちそうさま。お腹はしっかり満たされた。次は…何を満たしてくれる?…たっぷり満たしてくれるんだよな?」
部長があの顔で接近して、私を後ろから抱き締める。
ドクン。
自分で言ってしまっただけに…困ってしまう。
「早く…満たしてくれ。」
部長が首にキスをした。
思わず声が漏れそうになる。
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