罠 #2

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この日の俺は自分でも思ってた以上に疲れていたらしい。 ゆいを抱こうと思っていたが、ベッドでゆいを抱き締め、ゆいの体温といつも通りのゆいの匂いを感じているうちに眠ってしまったようだ。 朝起きて、ゆいの体温にまた安心する。 着替えが無いので俺のTシャツだけを着たゆいの姿。下は下着以外は履いていないので生身の足が俺の足に絡む。 抑えていたのものがむくむくと沸き上がってくる。 ゆいはまだ目覚めていないが、唇や手で体を刺激し、無理やりにゆいを起こす。 昨日心配かけたお仕置きだ。 これくらいはいいだろう。 俺の刺激でまだ完全に目覚めていないゆいの体が妖しく反応し始める。 甘い声色に、熱い息づかい。 体をよじり、時折震える。 そんなゆいをじっと見つめながら感じ続けた。 "俺の女だ"……。 ただ、それだけを呪文のように心の中で繰り返していた。
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