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部長が迎えに来たとわかった時、
怖くてたまらなかった。
怖くて
怖くて
怖くてたまらないのに
…嬉しかった。
本当は、
最初から
信じていたの。
部長のことは信じているのに
部長のシャツから漂う甘い匂いと
手帳に挟まれた彼女の丸い文字の
説明がつかなくて
怖くて、辛くて、
逃げ出してしまった。
…秀一さん。
ずっと、
信じているの。
あなたの口から言われれば
それが
私の
真実なの。
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