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パーティーまでは後10日。
今週の土曜日も成瀬さんと美咲をマンションに呼んで打ち合わせることにしていた。
ドキドキするけど…絶対に成功させて、森田部長と美月さんに喜んでもらいたかった。
その話が進行する中、もう一つの大切な行事。
私の両親への挨拶の日程も決めていた。
それが…パーティーの翌週の土曜日。
その日は24日、イブだった。
部長と過ごす初めてのクリスマスに胸が躍るのはもちろんだけど、日程的にその日しかなかった。
師走。
その言葉通りに、何もかもが忙しく、慌ただしく、
いつもと変わらない仕事も心なしかいつも以上に忙しく感じた。
土曜日の4人での打ち合わせは、いつものように、ご飯を食べながらの会話で話が進み、大体のことは決められた。
営業のメンバーには成瀬さんが声を掛けて既に人数も把握してくれていたので、当日の参加人数もほぼ確定した。
「いい感じじゃん!!絶対上手くいくよ!!」
「うん!!楽しみだね!」
美咲と私で頷き合った。
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