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…私は数時間前、死んだ。 目が覚めたらいきなり白い空間に居て、自分は死んだと聞かされ、貴方は誰ですかと訪ねたら「神です」と返され、 とてもアンビリーバブルな気持ちでした。 取り乱したし、そりゃ泣きもした。 いやだって、泣きたくもなるでしょうが。 いきなりこんな人生左右する展開になったらさ、いや、人生終わったけども。 私は小説の中のチートな人達の事を尊敬さえした。 泣きもせず、早々に転生されてんだからよ! 「煩い泣かせろ女の子なんだから!」 「分かってるよ…」 私の背中をさすりさすりとしてくれてるのが、私をこんな目に合わせた張本人。 「神」である。 ブロンドヘアー?の髪をゆらゆら揺らし、さっきから私を慰めている。 こうなった原因も貴方のせいなんだけどね!
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