異世界でカフェを営みながら。

３

さて、記念すべき一人目が来店したところで

私も朝ごはんを食べちゃおうか＿＿＿＿＿

「やあ」

「うわああああああああああああああああああ！？！？」

色気のある悲鳴？

ふん、私に求めないでちょうだい！

ビックリした！ビックリした・・・!？

店に入ると、カウンターに腰をかけ、優雅に足を組みコーヒーをすすっている

神の姿。

ブロンズヘアーの知り合いなんて、今のところこの人しかいない。

「神様、何してるの・・・？」

「へ、コーヒー飲んでるんだよ？」

「なんでここにいるのか聞いてるんだけど」

私が淹れたコーヒー勝手に飲んでるし。

当たり前のように飲んでる。

「だって君、報告に来てくれないしさ」

え、一週間ごとに報告するの？
そんなことは聞いてないんだけど。

「じゃあ、何か作ろうかな。せっかく来てくれたわけだし」

「あ、じゃあ僕が用意したワッフル機でワッフル作っておくれよ」

ワッフルか・・・。

「うん、わかった」

私はワッフル機を棚から出した。