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「彼、強いから」
「へぇー、流石総帝」
神様さ、決め顔で言ってるけど
口の端に付いてるから、チョコレートソース。
「えぇ!?どこだい?」
「ここだよ」
おしぼりで神の口を拭く。
神の事を褒めちぎっている宗教の方々は、これを見たらどう思うのかな。
「これって酷いなぁ、あ、ごちそうさま!」
「お粗末さま」
神の手から皿を受け取る。
総帝さん同様、きちんと完食してくれてる。
「それで、この世界には慣れたかい?」
「微妙、かな。まだ一週間だよ?」
「学園は?ギルドには入らないの?」
「学園は、考えてないけど、ギルドには入るよ」
でも、まだまだ修行が足りない。
毎日、魔力を身体に纏って、魔力量を増やしている。
測ってないけど、ある程度は魔力も上がった筈。
「僕が調べてあげるよ、えっとね…」
神が、ジッと私の目を見た。
え、これ測ってるの?
「・・・・・・凄いよ!5万8千!かなり上がったね」
魔力量の訓練は三日前からやり始またから、三日で3万8千!?
かなり伸びたな!
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