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「魔力量が10万ぐらいになって、戦い方を覚えたらギルドに行こうかな」
気長にやりたいので。
「そっか、そっかー困った事があったらいつでも僕に話し掛けてね?念話のやり方は教えたよね」
「うん、大丈夫だよ」
念話。
頭に直接呼び掛けて、口には出さず、頭の中で会話するという。
少し高度な魔法。
最初は、頭から声が聞こえて気持ち悪かったなぁ。
「それじゃあ僕もそろそろ帰るとするよ」
「そっか、一応神様だもんね」
色々やる事があるのか。
神は立ち上がると、普通に扉の方から出ようとした。
扉から出るなら、扉から入れよ。
「それじゃあね、ミズキ」
神は私に手を振って、店を出ていった。
・・・・・・
ガチャ
出て行った直後に扉を開けるが、そこに神の姿はもうなかった。
はやっ!!
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