切な過ぎる立場
18/32
読書設定
目次
前へ
/
32ページ
次へ
半年近く付き合っていても、一緒に朝を迎えたことは一度もなかったのだ。 「ねぇ」 ラブホテルのベッドの上で。 いつものように私の服を脱がそうとする流司の手を止め、私は声を出した。 語尾を上げ、甘えるような口調で。 「なに?」 「旅行に行かない? 大学が夏休みの間に」 流司は答えず、無視して服を脱がしていく。
/
32ページ
最初のコメントを投稿しよう!
105人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
21(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!