切な過ぎる立場
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――やっぱり私はカッコ悪いんだ。魅力ないんだ……。 コンプレックスは言葉にせず、お茶と一緒に飲み込む。 「そうね。流司の言う通りね」 私は複雑な心中を隠し、素直に認める台詞を吐いていた。 「そろそろ行こうよ。もうお腹いっぱいだし」 流司が満足したようなので、私は約1万円の会計を払って寿司屋を出た。
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