喪失感と駆け引き
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私は自分に問いかける。 このまま終わっていいの――? 答えはノーだ。 深く考えるまでもなく、私の心と身体は「ノー!」と訴えていた。 メールを送ってから二日後の夜。 私は流司に電話をかけた。 呼び出し音が鳴り続ける。 アパートの部屋はクーラーでガンガン冷やしたものの、身体中から緊張の汗が出ていた。
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