哀しみのクリスマス

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本当はホテルでゆっくりと過ごすプランを希望したけれど、前日に流司からそんなメールが来て。 さらには「食事とお酒がいい」とまで言われて……。 『ホテルへ行っても時間に余裕が無いから、透子を失望させるのは辛いし』 それが彼の弁解だった。 外で夜景や綺麗なイルミネーションを見るプランも提案したけれど…… 寒いし風邪をひいたら大変、と却下された。 結局、何もかも流司の言いなり。
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