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答えが分からない。
『引き際』という言葉さえも浮かんでくる。
恋を少しでも『美しいもの』『良い思い出』として終わらせるには、引き際が肝心。
そんな考えにも囚われてしまう。
ディズニーランドという夢を象徴する場所で、私は現実を突き付けられていた。
流司のことばかり考えながらも、なんとか買い物を済ませた私は、彼の待つカフェに向かう。
私の姿に気付いた流司は、立ち上がると私の側まで来て言う。
「良かった。ちゃんと戻って来てくれて」
「え?」
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