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そうだ、ミクシィ!!
私は急いでミクシィで由宇君を探した。
同じ学校だったんだもの。
それよか、ミクシィに登録してなかったから、まず登録の作業っと。
必死に由宇君を探した。
――?
これ、由宇君?
そう言えば、このアカウントにコメントしている人、確か私も知ってる。
由宇君の友達だった人だ。
正確には、由宇君の友達関係を知らないけど、由宇君がこの人と友達になったって情報、どこかで得た記憶が――。
じゃあこれが――由宇君。
由宇君のアカウントなんだね!?
ドキドキした。
由宇君は釣りが趣味だと書いてあった。
釣りかぁ――。
いいねぇ――由宇君の可愛い顔に、釣りという大人びた趣味。
なんだか素敵だ。
唯一、由宇君と繋がれるのが此処。もう此処しか無い!!
どうする?
どうしても連絡取りたい!!
私はドキドキしながら友達申請を送った。
「今度一緒にお食事いかがですか?」と。
由宇君は3日以上ログインしていなかった。
なので、
「どうせ返事は来ないんだろうなぁ・・・ハァ・・・」
と期待せずに居た。
何時間か経って、またミクシィのページを開いてみた。
そしたら由宇君のアカウント、1時間以内にログインという表示が出ていた。
――!!
逃げ出したくなった。
由宇君が見たのだ、おそらく。私のメッセージを・・・!!
もう一度・・・もう一度メッセージを送ってみよう。
私はメッセージを送った。
その何分か後、
由宇君のアカウントは突然消えた!!
「嘘でしょ――!?嫌われた!?嘘!?なんで!?」
そりゃそうだ・・・。
高校の頃、あれだけ酷い事をしたんだもの・・・。
私は懺悔の思いをミクシィに綴った。
ごめんなさい。
ずっと謝りたかった。
由宇君を忘れた事は無かった。
ずっとずっと謝りたかった――。
10行以上綴った。
そして、由宇君の友達の男の子のアカウントに行き、
「由宇君がアカウント消したのは多分私のせいです。由宇君にごめんなさいとお伝えください。お願い申し上げます」とメッセージを送った。
ふりだしに戻ったって言うより、マイナスに向かった。
由宇君の友達からのミクシィでの返信は無かった。
どうしても・・・この胸を離れない。
電車で見かけた時からドキドキが止まらない。
大好き・・・由宇君・・・!!!!!!!
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