二人の守護者

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「大した奴だな…元とは言え国家代表候補生を破るとは とても二度しかISに乗った事が無いとは思えん動きだ」 「それが試験内容だ、俺はそれに従って動いた…なにか問題でも?」 「……いや」 山田女史を医療班に引き渡して戻ると疲れた表情の織斑女史に迎えられる まぁ、ズブの一般人はあんな気持ち悪い動きはしないから俺がおかしいんだろうが 「以前に戦闘機の運転経験があったからだろうさ」 「はぁ…いったい何者だ、お前」 「それはさっきも答えたろう…俺はただのフリーランスの傭兵だってな」 本当はその前に【異世界の】という但し書きが付くが、そこは面倒だし言わないんだけどな 「んで、見事に試験官を倒したから試験は合格ってか?」 「……ああ」 わーい、また学生に逆戻り生活だ~!! ちくしょうめ…
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