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「魔導書序列1位ファクト」
指を鳴らして呼び出したのが例の物、魔導書序列1位のファクトだ。
魔導書にも序列があり、数が小さいほど扱い難いのは有名だが
「なっ、1位だと!?確か…疾風のハルトの所有物の…!!」
「これが終われば、全て説明致します」
「そうか……まぁ、扱えなければ意味は無いだろう!!」
そう言いながら足に部分強化を掛けて突っ込んでくる。
流石光帝と言うべきか…
魔法使い一日目な俺とは格が違う
「ファクト第8章15頁鎌鼬、第7章3頁フラワーキラー、第3章20頁フレイムバースト」
全て初級
「それごとき……っ何!?」
「初級なれども、侮るなかれ」
魔力の質とコントロール、全てを上級並みにすれば上級と変わらないし
「フラワーキラーは、最上級ですからね?」
flowerkiller、花の殺し屋…なんともシュールな魔導なのだ。
色々な花が人間を殺しにかかるんだぞ?
因みに、魔導と魔法は若干違う
魔導は本を使わないと使えないが、魔法は杖や、何も持たずとも使える
仕組みは余り変わらないのだが、魔導の方が数段難しい、マジで
光帝のおじさんに襲いかかる風に花に火。
流石光帝と言うべきか、全てかわして相殺していく
やっぱ魔導だけはだめかな?
おじさんはさっきから魔武器と思わしき大剣を使っているが、対する俺は本一冊
「なぁんかなぁ……
あ、干渉して俺の愛刀を出せば良いのか」
あこも一応、異次元……だよな?
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