始まりかもしれない

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______ ____ __ _ 「空雅、今日は皆いないから一緒に帰ろーよ?」 「あ?いいけど…あのハーレム要員共はどこいったんだ?」 俺に話掛けてきたコイツは春風琥羽。 絶世の美男子で女とそっちのけのある男共から人気がある。 だが、鈍感やら天然やらいうどこぞの主人公とはひと味違うのがこの琥羽だ 「ん?追い払ったよー!」 ハーレム嫌いで似非主人公キャラ 「ねぇ、寄り道して帰りたいなぁ」 「いいけどよ…大丈夫か?あいつら。」 「あーいうこはしつこいから嫌いなんだよねぇ。俺に近づく女子に嫌がらせしてるんだよ? 気付いてないとでも、おもってるのかなぁ?」 「多分思ってんじゃね?」 「だよねー、本当…消えればいいのに(ボソッ」 昔はいじめられっこで、 転校してきた俺が助けたのが始まりで、今は良い親友。 まぁ、いじめられっこだった過去が要らぬ手伝いをして 主人公キャラが曲がっていったんだよなぁ…
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