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「…御免なさい」
「謝る必要はない。俺も仕事をなるべく早く終わらせて帰ってくる。それまでに何かあったら連絡してくれ」
「1人で平気よ。雷牙は仕事を頑張って」
「ああ、わかった。少しでも休むようにな」
「ええ、有難う。行ってらっしゃい」
雷牙は部屋を後にし会社へと向かった。
身体がだるいのは、昨夜が原因ではなく体調が悪かったからなのね。雷牙のせいにしてしまって申し訳なかったわ。
静寂に包まれた部屋で静かに目を閉じる。
仕事を休むのなんて久しぶり。
今日は雷牙に甘えてゆっくりさせてもらおう。
おやすみなさい。
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