第七世 君がいない世で君を想う

13/13

67人が本棚に入れています
本棚に追加
/140ページ
ー 早く君から離れなければと、そのことばかり考えていた。   頭では分かっていても、心は現実を受け入れることができないから。   だからせめて、少しでも遠くへと……愛しい君から逃げることしか出来なかったんだ。   この世には、かつて愛した君はいないと自分に言い聞かせた。   そして、これからも俺は、君を想い続けると自分に誓って……。ー
/140ページ

最初のコメントを投稿しよう!

67人が本棚に入れています
本棚に追加