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大陸のほぼ中央に位置し、南西に鉱石の山『武山』を有する
“銀の国"
都の中心にはそびえたつ宮殿。その宮殿を中心とし、東西南北に十字にはしる壁と、都をぐるりと取り囲む城壁をもつこの国は、難攻不落と称される。
また、国人のほぼ全てが、武山鉱石から製造された武器を持つ
“武器大国”である。
武山の頂きには山城があり、都を一望できた。
銀の国の南方に位置し、寄り添うように栄える
“青の国”
西に『清湖』をたずさえた光山、東に岩山。清湖の近くには、聖殿と医殿が背中合わせに建っている。
国の広範囲に薬草畑があり、医術・治癒術の国と謳われる。
清湖の加護をうけた女性は、巫女となり、光山の加護をうけた男性は、医者となる。
国人の多くは、豊かな土地を耕し生活をする、実りの国
“農業大国”である。
岩山を背にした王殿周辺は、この国でもっとも痩せた土地。しかし、岩山に自生する希少な薬草・薬花を王殿が守っていた。
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