妖刀

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ちょうど、中でも話されていた頃、 沖田は、藍色の着流しをきて、屯所の前に立っていた。 手には、風呂敷包み。 沖田「とりあえず、佐之さんと新ぱっさんでいいかな。」 大きく息を吸うと、 沖田「すいませーん。佐之さーん。新ぱっさーん。(早くすませないとなぁー)」 ズダダダダダッ 中からいくつもの走って来る音。 僕は手にくないを準備する。 最初に出てきたのは、原田と近藤だった。 近藤さん 気持ち悪いです。 近藤「総司! どこいってたんだーってあれ? 愛刀はどうしたんた?」 沖田「あははっ。数日ぶりです。近藤さん。」 沖田はわらうが、警戒は解かない。 沖田「僕の愛刀、再起不能なまでに折れたんですよ。」 やっぱり笑顔をはりつける。 そこにすごく馴染みの人が出てくる。 僕の兄弟子、あこがれだったひと 副長 土方 歳三 その鬼の手には刀があった。
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