プロローグ

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ブシュー、 ドサッ 溢れ出す鮮血、 どんどん下がっていく体温 あぁっ私は、斬られたんだ。 私を斬った浪士は口を開いた。 浪士1「これで新撰組と長州は共倒れすんのかな?」 浪士2「だろうな。・・・・こいつも不憫だろうな。まさか、幕府の人間に、斬られんだから。」 なん・・・で、もしかして、 浪士1「この辻斬り騒ぎも、幕臣がやってんだもんな。」 やっぱ・・・・り。 今まで私たちは・・・・ 何のために・・・・・ 浪士1「まぁいいか。どっちみちこいつ脅威だったし。」 浪士2「新撰組一番組組長 沖田 総司」 そこで、私の意識はなくなった。 ?「ねぇ何してるの?おじさん達。」 「「????」」 後ろからいきなり聞こえてきた、その声で二人は振り向いた。 そこには、全身黒、夜闇に隠れる服を着た紫眼の少年が立っていた。 笑顔を浮かべて、 浪士1「見られちまったか。」 浪士2「悪いなぁ。坊主」 二人は刀を抜いた。 そしてその二人に斬りかかった。 ニコッと笑いと、浪士達を コマギレニシテコロシタ ?「あぁ、まだ生きてるね。急がないと、」 少年は、斬られた沖田を背負って、走り出した その日、新撰組組から沖田 総司は消えた。 残ったのは、大量の血と、幕臣がだけ。 新撰組は騒ぎになった。
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