第1話

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
今日から見滝原中学校に通う。少し…楽しみだけど…少し、いや、すごく緊張する。 お友達できるといいけどなぁ… そして自己紹介の時間… 先生「はーい、それじゃあ自己紹介いってみよー」 ほむら「あ…えっとああのあの…っ私……暁美ほむら…です どうか…よ、よろしくお願いします…」 そして私はクラス全体を見渡した。仲良くしてくれるかな…?そんな不安でいっぱいだった。 でも、転校生だからなのかクラスの女子が集まってきた。 「ねぇねぇ暁美さん、前はどこの学校だったの?」 「部活とかやってた?」 「すっごく長い髪だよねぇー編むの大変じゃない?」 多数な質問にどう答えていいのか分からなかった。やっぱりダメだなぁ私… ??「ちょっとごめんね みんな!」 え? ??「暁美さん、休み時間は保健室でお薬飲まないといけないの」 「そうだったの?ごめんね 暁美さん。」 「い、いえ…」 この人は…?? ??「私保健委員なんだ 場所、分かる?」 ??「ごめんね?転校生って珍しいからみんな はしゃいじゃって…」 ほむら「その、ありがとうございました…」 ??「そんな緊張しなくていいんだよ クラスメイトなんだからっ」 ??「あたし、鹿目まどか まどかって呼んで」 !!私はちょっとびっくりした。 まどか「だからわたしもほむらちゃんって呼んでいいかな?」 ほむら「そんな…私…」 まどか ? ほむら「あんまり名前で呼ばれた事なくて…変な名前だし」 私はしょぼんとしてしまった。せっかく鹿目さんが言ってくれたのに… まどか「そんな事ないよ!カッコイイと思うな!」 ほむら「名前負けしてます…」 そして鹿目さんは黙り込んでしまった。私が変な事言っちゃったから… まどか「……」 ほむら「……」 まどか「だったらさ!ほむらちゃんも カッコ良くなっちゃえばいいんだよ!」 ほむら「………」 !!!!!! カッコ良く?カッコ良くだなんて無理だよ… だって…休学しててなんにもできないんだもん ほむら「私…カッコ良くなんてなれないよ…」 人に迷惑かけて恥かいて… 私ずっとこのままなの? <だったらいっそ死んだ方がいいよね> そうかな… <死ンデシマエバ…> 「……えっ!?」 そして地獄のような、違う国、荒れ果てた国へ来てしまったような感じ… <死んじゃえばいいんだよ>
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!