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身体が、燃えるように熱い。
先生の唇に舌を挿し込むと、
すぐに先生の舌が
わたしを迎え入れ、
絡みついた。
深く唾液を吸われるうちに、
胸の奥の切なさが、
妖しく、甘い痺れに
変わり始める。
……もっと、もっと、深く……。
わたしの全てを溶かすくらい、
入って来て、先生…。
「……分からせて、やるよ」
長いキスの後、先生が、
わたしの耳に唇が
触れるほどの近さで囁いた。
「…椎名…」
「…ん…」
「今夜、俺の部屋においで」
――もう、なにも考えられない……。
とろけ切った頭のまま、
わたしはこくりと頷いた。
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