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あの時出逢って、ああして、こうして、こう言えば、もしかしたら何か変わっていたのかもしれないと常々、思っている私こと雪月桜です。
初めまして、或いはこんにちは。
この度は拙い文章で綴られた『例えば、それだけの話』を閲覧してくださり誠にありがとうございます。
話も唐突でオチも曖昧なこの作品を応援してくれた方、本当にありがとうございます。
えーと、この話はふたりの男女が出逢って別れる。ただ、それだけの話です。
ふたりが出逢ったからといって何かが変わるわけでも、ふたりが仮に出逢わなくても何かが終わるわけでもない、ただ、それだけの話です。
ヒロインである春野ひなたさんは、主人公である灯火ひかるくんに出逢わなくともきっかけがあれば自殺していたでしょし、灯火ひかるくんも春野ひなたさんに出逢わなくとも殺人鬼としての道を歩み続けていたと思います。
仮に灯火ひかるくんが春野ひなたさんの自殺を止めていたとしても、彼女はどこかで死んだ筈で、仮に春野ひなたさんが灯火ひかるくんから告白を受けたとしてもふたりの関係は変わらなかったと思いますが、そこはどーでしょうね?
はてさて、とにかくふたりの物語はこれで終わりです。
『始まりもなければ終わりもないふたりのひとつの世界の話』これがこの作品のキャッチコピーだったりするんですけど、果たしてなっていたかはどうかは分かりません。
ページにするとたったの十七ページしかありませんが、ふたりの見る世界に漂う異常さを楽しんでいただければ幸いです。
また、『短編集』の方でこのふたりの番外編(?)というか作者の趣味満載の妄想を乗っけるかもしれませんので、興味ある方は遊びに来てください笑。
それでは、本当にありがとうございました。
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