HappyBirthday(2)

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「雷牙…苦しいわ」 「あ、ああ、悪いな。こんなに嬉しい事は久し振りだ。断られる事を覚悟していたからな」 様子がいつもと違うかったのは、プロポーズするのに不安だったから?雷牙でも不安になったりすることあるのね。 「有難う…雷牙。私を選んでくれて…有難う」 「何言ってんだ。お前だから結婚の選択肢がでたんだろーが。お前と再会していなけりゃあ、独身の道まっしぐらだったと思う」 雷牙は私の濡れた頬を指で拭いながら微笑む。 私は頬に触れる雷牙の手を取りぎゅっと握り締めた。 「雷牙、好きよ…愛してるわ」 「俺もだ。愛してる」 唇が触れるだけのキスを幾度も交わした。
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