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『雷牙と昔した事あるって嘘付いて、この事優里に言って傷付けるって言ったの。一度だけ抱いてくれたら、言わないと迫った。雷牙は優ちゃんを傷付けたくなかったのね。渋々頷いて部屋へ入れてくれた』
「……そんな」
『優ちゃんに雷牙を紹介された時……私も好きになってしまって、どうしようもなくなったの…』
「……どうして今になってそんな事を言うのよ」
『私のお母さんね、病気で入退院を繰り返しててね…最近ずっと体調が優れなくて入院続きなの』
「…………」
『雷牙はそれを知ってて、また私許嫁の立場を利用した』
そんな事全く知らなかった。
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