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「やけにスキンシップが多いな」
「それは熱があるのかと思って触れただけよ」
「熱なぁ」
珈琲を飲もうとした矢先、手を掴まれ不意に額同士を合わせられた。
「な、何?」
「熱ならこうやって測ってくれると嬉しい」
「はい?それは雷牙が触れたいだけでしょ?」
「まあな」
もう、雷牙ったら。
嫌な気はしないし、暫くこのままでいいか。
「逃げないのな?」
「イケメンを間近で見られていいもの」
「何だそれ」
二人して笑い合った。
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