HappyBirthday(2)

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「優里、俺はお前を沢山傷付けた。沢山泣かせて寂しい思いをさせた果てに裏切る形になった」 「…ええ」 「だが、お前の事は本当に好きだった。誰よりも好きだったのは事実だ」 「…雷牙」 「だが今は違う」 「え?」 「過去もお前の傷も含めて、昔なんざ比べものにならないくらいずっと、お前を愛してる」 「……雷牙…」 「俺と、結婚してくれないか」 雷牙は小箱を開けると、そこにはダイヤモンドが光輝く婚約指輪がお披露目された。
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