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「…結婚?」
「ああ。お前の返事が良くても悪くても誕生日が来たらプロポーズするつもりだった」
「……っ…」
「勿論、無理にとは言わない。今、決断する必要もない。だが、俺がお前に本気だって事はわかって欲しい。沢山泣かせた分、この手で幸せにしたい。もう二度と、離したくない」
「…らい…が……っ…」
胸がいっぱいで涙が止まらない。
こんな風に思ってくれてるなんて思わなかった。
まさかプロポーズまでしてもらえるなんて夢にも思わなかった。
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