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「私…っ……で…いいの?」
「お前以外に誰がいる?俺の未来には優里、お前しかいない」
「……私でよければ…お願い…します」
「……受けてくれるのか?」
「ええ」
「いいんだな本当に?」
「勿論。雷牙と…暖かい家庭を…築いていきたい」
「優里!有難う!有難うな」
雷牙は信じられないといった様子の中、漸く事を理解したのか満面の笑みを浮かべると力いっぱい私の身体を抱き締めた。
嬉しさのあまりに力加減さえ忘れたのかとっても苦しい。
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