ただ妹にしたかっただけなんです。

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そして今、俺は緑のコートにラケットを持って立っている。 「葉風君!がんばって~!」 「お兄ちゃんがんばれー!」 「師匠ならやれる!」 おお…なんか声援があるだけで嬉しい。 いや、しかし困った。殆どの競技を部活を通して経験した俺だが、しかし流石の俺もテニヌは経験したことがない。 テニス部部長ではあるけどね? ちなみに相手は 「オラァ!リベンジにきてやったぞガキ!」 「えっ?誰?」 「レイムだレイム!忘れやがったのか!この俺を!」 えっ?誰? と思った人、いると思う。 そんな人は読み返して見てくれよな。 一応前に登場してた人なんだぜ? 「へっへっへ…まさかこんな早くも丁度いいリベンジの機会があるなんてな。」 アカン、負ける気がしない。 雑魚臭がプンプンしやがるぜ。
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