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「フンッ、ハア！」
全身が白く光り輝く敵さんが第一球を打って来た！
ジャンピングサーブ
しかも綺麗にフォームも決まってる。
ドゴンッ！
およそテニスボールで立つはずがない音がなる。
まるで大砲だ。
コイツ…
「あっ、ちなみにレイムは世界選手権ベスト8にまで上り詰めてるからな？」
っ！やっぱりプロかよ！
今日日テニス部でも見ないほどの球速とフォームバランスの良さだった。
いや、魔法入ってるかもしれないけどね？
ていうか
「なんでそんな人がギルドなんかにいるんだよ？」
「本職がこっちだったんだよ。ギルドの仕事でスマッシュボールの助っ人に行ったら、なんか勝って来ちゃったらしいよ？」
ご丁寧に説明してくれるティアさん、重宝してます。
「1-0！」
あっ、数え方は軟式なんだ。
「次いくぜ！…ハア！」
再び光り輝きながらまたあの大砲サーブを打ってくる。
さて、まずは返してラリーを続けなきゃそもそも始まらない。
速度よし、立ち位置よし、
タイミングはOK
「せーのっ！」
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