堅実なチートの日常

学生

そこは緑生い茂る場所であり、そして真ん中に真っ白い大きな建物があった。

綺麗な噴水、時計塔

薔薇園やリンゴの木があり

まるでベルサイユ宮殿のように光輝いていた。(想像)

しかし、

色とりどりの制服を着た女子高生、

パンを咥えて走る男子(見たくもない)

友人に会えば挨拶をして、今日の時間割を聞き合う。

そんな光景がそこでは繰り広げられている。

まるで異世界に学園があるようだ。

「いや、実際に異世界でここは学園だ。」

俺、葉風透兼クリア・アクアリウムは現在このライトウイッグ学園に来ているのである。

しかも臨時教師として

ことの始まりは、俺がギルドに入って初めての依頼を受ける日に遡る。