学生

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「え、えーっと………き、きっといい出会いが待ってるよ!」 「師匠はいい男だしな!」 「う、うん!」 ふ リア充の上から目線ってマジウザい 「そんなわけで俺に恋愛相談なんてしても無駄だ。」 「そうだった!レオ、好きな人ができたの?」 今更気づいたようにティアが言った。 「え!?えーっと……、まあ、な。」 「へえええ!そうなの!?誰?」 (((アンタだよ!))) 「まあ、レオ。お前の相手がかなりの強敵なのは分かる。」 「師匠~…なんとかならねぇかな?」 レオが泣きついてくる。 まあ、ずっとこの鈍感と戦ってきたんだから泣きたくなるのも分かるが。 「無茶言うな。俺には…竹取高校で入れなかった部活が三つある。」 「「「それは?」」」 「薔薇園部、デ部、恋愛部だ。」
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