学生

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そして教室 今は魔学の授業中 「そういうわけで、王国は魔法の力こそがこの国の中心なると考え今の魔法体系ができた。のちにこれが魔力至上主義の根端となるんだが…」 魔学担当のタナカ先生の授業は淡々と続いていく、 魔学は元々嫌いじゃない、それにタナカ先生の授業はとってもわかりやすく、細かいところは分けて教えてくれる。 得意というよりは好きな授業だった。 しかし、 (…集中できない!!) それもこれも なぜ先程自分はあんなにも愚かな、そして子供みたいな態度をとったのか? (ちょっと気付いてもらえなかっただけであんな態度とるなんて…子供か!) また、なぜ自分がこんなことを気にしてるのかわからなかった。 (何がフンッよ!?そりゃ、向こうからしたら意味わからないわよ!?…いや、まあそれはそれでまたムカつくけど。) うー、あームリ!もうムリ、いや何がムリなのかはわたしにもわからないけど。
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