学生

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side透 さて、挨拶周りは終わった。というのも総合の授業があるのはSクラスだけという。 俺が担当するSクラス 実は魔力が大きい奴ばかりが集まっているらしい。 魔力は遺伝に関係するらしい。 つまり、大きい魔力を持っている者=血筋的に恵まれているものである、ということになる。 なんともまあ、めんどくさいな、異世界 その上で魔力至上主義なんて確立されていたら、もう貴族などの重役は働かずに遊べるだろう。 で総合の話 元々は貴族に課せられた様々な仕事を一度にこなすための練習だったらしい。 マルチタスクの練習とでも言おうか。 全く無意味だと思うがね。 まあそんなわけで総合担当の俺は、Sクラス以外の教室にはいかなくていいということで… 俺は現在学園を散策しているところだった。 改めて見て回ったがこの学園の広さはかなりある。 およそ都市が一つ埋まるぐらいではなかろうか いや、むしろこの学園自体が一つの都市と言ったところか。 学園都市かよ。まあ、研究してるのは超能力じゃなくて魔法だが。
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