邂逅ー元凶ー

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へぇー 閻魔大王かぁ こいつの言い分だと、このどう見ても純日本人には見えないような金髪碧眼で超がつくほどのイケメンの男が 閻魔? 「デジマ?」エンマなだけに 「マジで。あとつまんない。」 「ええええええええ…。もう少し厳つい感じだと思ってたわ。」 「おいおい、僕らは姿なんて簡単にかえられるんだよ?仕事をするときは厳つくなるんだ。」 「へぇー…ってまさかさっきの黒マッチョは」 「うん、僕の仕事用の姿。」 どう見ても黒いホモのマッチョが俺たちの最後の審判をするのか 間違っても地獄には行かないようにしようと決心を固めたのだった。 ○ 「で、その閻魔様が俺に対して何のよう?」 まだ死んではいないはずなんだが… いや、そういや一度死んだのか俺は 「んー、まあ、あれだ。100ページも超えたところだし、いい加減今の君の状況をちゃんと説明しておこうと思ってね。」 おい、メタ発言やめろ。 まあ、置いといて 「今の状況って…どういう意味?」 「んー…君は気にならないのかい?なぜ転生したのか、とか、何故こんなにも弱いのか…とか。」 「おい、軽い感じで割に重要なことを言ってるんじゃねぇよ。」
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