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俺がどうして転生したのか?
いや、まあ確かに今まで色々と大変でバタバタしてたから考えてなかった。
なんでだ?
「まあ、色々理由はあるんだけどね。とりあえずまず、君を転生させたのは
ぶっちゃけ僕だ。」
ぶっちゃけんな
ていうか、
「おい待て、お前が?俺を、転生させた?」
閻魔大王が?俺を?
「そう、僕が。」
なに?つまり、この意味わからん状況に陥った最もの元凶は
こいつ?
ようやっと思考が定まった瞬間俺は勢いをつけて飛びかかった。
「ッツ!」
パァン!と音がする。
感じた
今、俺の体は音速を超えた
力いっぱいに腕を振りかぶり
このスカした閻魔をぶっ飛ばす!
はずだった。
「おいおい、君は本当に人間かい?音速超えるとか、人に許された限界超えてるからね?」
俺の拳は文字通りこのスカしたイケメン(滅)の顔を透り抜けた。
拳が透り抜けた状態で俺に話しかけてくる。
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