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ティアは美人だ。
その長く艶やかな青い髪はサラサラしていていい匂いがするし、
涼しそうな碧い目と合わせるとまさに妖精のよう
可憐な口許は男なら誰でも目を向けてしまうだろうし、
その透き通るような白い肌は艶めかしさが現れている。
均整のとれたスタイルに、存在感を表す程のバスト
通りを出歩けばティアを振り向かない男はいないほどだ。
改めて思う。
俺の幼馴染は本当に美人なんだな、と。
「___ねえ、聞いてる?レオ?」
「はっ!?えっ?いや、なんだって?悪い聞いてなかった。」
「だから、なんだろうね。あの遊び。」
そうしてティアが指差したところでは、
「ヘイ!パスパス!」
「そこでシュート!」
「リバウンド!絶対とれー!」
何人かの大人と子供が一個のボールを取り合いながら空中に浮いたネットにシュートしている。
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